ファッションにおけるリアルとは?リアルであればおしゃれなのか?

ファッションコラム
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ファッションでリアルだとかリアルじゃないとかいうけどなんのこっちゃ!

ファッションスナップでリアルな服とか言ってるけどどこがリアルなんだかわからん!

リアルなファッションをすればおしゃれになれるの?

 

 

上記のような疑問に対して、私なりの答えを提示させていただきます。

ファッション業界ではリアルなファッションが~なんてよく言われますが、具体的にどういうことなのかわからないですよね。

 

この記事では私が、リアルなファッションというものを分析し、考え方の礎になるような部分を提示させていただきます。

 

最終的な意見は人それぞれなので、あなたもリアルなファッションについて考えてみてくださいね。

 

ファッションスタイルにおけるリアルと洋服におけるリアルは異なる

まず私の持論は、『ファッションスタイルにおけるリアル』と『洋服におけるリアル』は異なる、というものです。

ファッションスタイルというのはコーディネートを含め、人が着用することを想定したものになります。一方、洋服というのは人の着用の有無は問わずに洋服単品のみを想定しています。

 

多くの人がリアルなファッションと一緒くたにしてしまうため見落としがちなのではないでしょうか?

『ファッションスタイルにおけるリアル』と『洋服におけるリアル』を混同してしまうから、いやリアルって何よ、となってしまうと考えました。

 

このことを踏まえて、『ファッションスタイルにおけるリアル』と『洋服におけるリアル』をそれぞっれ分析していきましょう。

 

リアルなファッションスタイルは衣装・コスプレの反対

リアルなファッションスタイルというのは、その逆を考えると理解しやすいです。

 

リアルでないファッションスタイルとはズバリ、現実的でないファッションスタイル、作られたファッションスタイルといえるのではないでしょうか?

例えば、衣装であったり、コスプレのようなもの。ファッションでいうならばランウェイのファッションスタイルはリアルなファッションスタイルとはいえないですよね。

 

このことを踏まえてリアルなファッションスタイルとは何かを考えてみましょう。私は以下の結論にたどり着きました。

リアルなファッションスタイルとは、人が日常生活で着用することが想定されているファッションスタイルのこと。

 

当たり前だと思いましたか?だとしたら私の持論はとても自然で、それなりに確からしい考えということです。

 

リアルなファッションスタイルは現実世界での日常生活にフィットします。動きが極端に制限されてしまったり、日常生活に支障をきたすようなファッションスタイルはリアルとは言えません。

例えば、ヨウジなんかはもちろんかっこいいですけど、あのシルエットではトイレとか多分大変ですよね。見る分にはかっこいいですが、ファッションスタイルとしてはリアルとは言えないのではないでしょうか。

 

もちろん、リアルなファッションスタイルが正義というわけではありませんよ。

私の定義に従っていれば、一番リアルなファッションスタイルはスウェットにクロックスになってしまいますからね。

 

でも、着飾っていない状態という意味ではめっちゃリアルじゃないですか?

 

リアルな洋服とは限りなくオリジナルに近い洋服のこと

リアルな洋服というのはフェイクではない洋服、つまりオリジナルに近い洋服がリアルな洋服といえるのではないでしょうか?

 

例えの一つとしてルーツのある洋服について考えてみましょう。

例えばデッドストックのカーゴパンツって、実際に使われるはずだったわけで、原型(オリジナル)ですよね。つまりこれはリアルな洋服といえそうです。

 

一方で、格安量販店が適当にポケットをたくさんつけたカーゴパンツらしきものを販売しているとします。これは、オリジナルが別に存在している上に、再現するわけでもなく、アップデートしているわけでもありません。

この場合、オリジナルのカーゴパンツの明らかな劣化コピーです。これはリアルな洋服ではありませんよね。

 

もう一つ、ハイブランドがトレンドをけん引するような象徴的なアイテムをリリースしたとします。この場合、そのブランドが出したアイテムがオリジナルであり、それがリアルな洋服となります。

そのリアルな洋服をモチーフにして劣化コピーを格安ブランドが展開すれば、それはリアルな洋服とは言えない、ということです。

 

以上のことから、多くのファッションアイテムの原型となるような洋服はリアルな洋服と呼ぶことができ、逆にリアルな洋服の明らかな劣化コピーをリアルでない洋服と呼ぶことができる、と結論付けました。

 

リアルなファッションをすればおしゃれになれるのか?

ここまで、リアルなファッションって何だろうということでお話を進めてきました。

 

で、あなたにとって大事なのは『結局リアルなファッションをすることがおしゃれにつながるのか?』ということですよね。

 

結論を先にまとめると、『リアルなファッションを追及することがおしゃれと直接結び付くわけではない』と考えます。

リアルなファッションを意識することによっておしゃれになることは十分に可能です。

ただ、『リアルであればあるほどおしゃれで、リアルでないファッションはおしゃれではない』ということはできないということです。

 

ポイントは、リアルなファッションスタイルは大衆受けを、リアルな洋服は専門家受けをある程度つかさどっているという点です。

詳しく考えてみましょう。

 

リアルなファッションスタイルは周囲に溶け込むことができる

リアルなファッションスタイルを意識すると大衆受けしやすくなります。

なぜならば、リアルなファッションスタイルは生活に溶け込んだファッションスタイルだから。

 

人というのは見慣れないものに対して違和感や、ひどいときは拒絶感を覚えるものです。

逆を言えば、日常生活での生活を想定されているような見慣れたファッションスタイルは一般受けしやすいです。

 

おしゃれかどうかは別軸として、リアルなファッションスタイルは大衆に対して拒絶感を与えません。近所でスウェット上下で歩いている人を見ても別に何も思わないのと同じです。

 

リアルな洋服は専門家受けするけど…

リアルな洋服を身にまとうことで、その洋服に詳しい人からの好評を得られるはずです。

例えば、実際に軍隊で使われていたことのあるトレーニングシューズとか。

 

でも、究極までリアルな洋服って、得てして古すぎるか高価です。

何十年も前のスニーカーなんて、加水分解してしまって履けたものではないでしょう。

何十万もする、ハイブランドの流行を創り出した洋服を日常的に着ることはないでしょう。

 

リアルなファッションにおける罠

ここでお気づきになったでしょうか?

リアルな洋服を追及すると、リアルなファッションスタイルからは乖離していきます。

 

リアルな洋服を用いたファッションを追求すればコスプレや衣装になってしまうんです。

これがリアルなファッションにおける罠です。

 

『リアルなファッションスタイル』と『リアルな洋服』の両方を極限まで追求することは実質不可能です。

 

ということは、どこかのポイントで妥協をする必要が出てきます。

例えば、オリジナルそのものではなく、オリジナルを忠実に再現することを目的としたレプリカを使用するとか。オリジナルの素材をアップデートしたレプリカなんかもいいと思います。

 

まとめ:リアルとか気にせず好きなファッションをすればいい

本記事のまとめです。

  • リアルなファッションは『リアルなファッションスタイル』と『リアルな洋服』に分けることができる。
  • 『リアルなファッションスタイル』は日常生活にフィットしているファッションスタイルのこと、『リアルな洋服』は洋服のオリジナルに近い洋服のことを指す。
  • 『リアルなファッションスタイル』は大衆受けしやすく、『リアルな洋服』は専門家受けしやすい傾向にある。
  • 『リアルなファッションスタイル』と『リアルな洋服』の両方を同時に極めることは不可能であり、どこかの点で妥協をする必要がある
  • おしゃれになるためには、ファッションにおけるリアルを意識する必要はあるものの、極める必要はない

 

散々ファッションにおけるリアルを語ってきたわけですが、自分がしたい服装をするのが一番ですよ笑

でも、こういったことを知る必要がないとは思いません。こういった考え事をすればファッションに対する解像度が上がり、より良いファッションを目指すことができると思います。

 

もし、この記事が参考になったら、ほかのファッションに対するコラムも読んでみてくださいね!

では!

 

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