『一生物』は買うべきか?一生物の呪縛と魅力

ファッションコラム
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困っている人
一生物に
揺れる人

一生物、、、!買わなきゃ、、、!

買ったら一生使えるしお得じゃん!

アオイ
アオイ

盲目に一生物を信仰してもダメ!

一生物の魅力はどこにあるんだろう?

 

 

こんにちは、アオイ(@aoi_fashion99)です。

 

『一生物』

素晴らしい響きですね。私もこの響きが大好きです。

 

一生物だと聞くだけで、普通に見えていたあのアイテムも不思議と価値のあるアイテムに見えてきてしまいますよね。

今回は、そんな『一生物』に関するお話。

 

私はこう言いたい。

『一生使う覚悟で一生物を買うのはやめとけ!』

 

なんだか訳のわからないことを言っているみたいですよね。一生使うんだから一生物なんじゃん、と。

でも、現実は違います。

 

というわけで、『一生物』と呼ばれるようなものが好きな私が、『一生物』の呪縛と魅力についてお話します。

まずは、『一生物』と呼ばれるモノが『一生物』と呼ばれる所以を、定義を含めて考えていきましょう。

 

『一生物』の定義とは?

私であれば、『一生物』をこのように定義します。

『一生使用することが可能であり、一生使用していても不自然ではないモノのこと』

 

つまり、私の中で『一生物』とは、 使おうと思えば一生使っても特に問題が発生しないモノのことを指します。

あくまで、その気になれば一生使うことが可能である、というだけです。

 

ここから、『一生物』に求められる要件を考えていきます。

 

『一生物』に求められる要件とは?

『一生物』の定義を考えると、求められる要件が見えてきます。

『一生物』には、一生使い続けても壊れないだけの『耐久性』と、一生使い続けても時代遅れにならないような『普遍性』が求められます。

 

一生使い続けるためには、一生使用不可能にならないことが必要不可欠です。

モノ自体が頑丈であることはもちろん、もし修復が必要になったときに修復ができるサポート的な面も含めた 耐久性 が『一生物』には求められます。

 

また、一生使い続けることができるとは言っても、あまりにもトレンドを汲んだデザインだと時代錯誤なモノになってしまいます。

そのため、どの時代においてもおかしくないという 普遍性も『一生物』には求められるでしょう。

 

これらのことから読み取ることができる『一生物』の魅力はどこにあるのでしょうか?

 

『一生物』の魅力はどこにある?

私個人の感じている部分にはなりますが、一般的に言われる『一生物』の魅力とも大きく外れてはいないでしょう。

『一生物』の魅力は、長く使うことができるだけの素材やつくりをしているという『製品の質』、長く使っていても飽きづらい『普遍性』と、長く使用するにつれて生まれる『愛着』にあるといえます。

 

上記の3点の魅力は、『一生物』が『一生物』であるための要件に由来するものです。

 

雑な縫製や粗悪な素材では長い間の使用には耐えられません。逆説的に、『一生物』には長い間使い続けられるというだけの 製品の質が担保されています。

 

普遍性は『一生物』としての要件と同じですが、長く使うことができるような 普遍性 を備えたデザインゆえに飽きがきづらいといえます。

 

最後に、愛着 は同じものを長い間使用することで生まれるお気に入り感とでも言いましょうか。長く連れ添った相棒感が出ます。

 

なんとなくですが、上記3点の魅力って特に男性に響きやすいワードなように思います。男のロマンとでも言いましょうか。

 

とまあここまでは、『一生物』の定義や求められる要素、魅力についてお話しました。

今度は、『一生物』って本当に『一生』物なの?と疑問を投げかけさせていただきます。

 

『一生物』は本当に『一生』物なのか?

私のここまでの記事を読んでいただければ、

『一生物最高じゃん!』

と思っていただけるんじゃないかな、と思います。私も一生物と呼ばれるモノは好きですので、もちろん本心で書いていますし。

 

でも…。

あなたは『一生物』を一生使い続けるんでしょうか?

『一生物』と呼ばれているから欲しい、なんて思うあなたは特によく考えてみてください。

 

モノは『一生物』でも、人の心は不変じゃない

『一生物』って、あくまでも『一生使い続けることができるモノ』でしかないんです。

 

あなたが捨てようと思えばすぐに捨てることができるし、買い替えようと思えば簡単に買い替えることができます。

あなたが心変わりすれば、『一生物』は一生使われることがなくなります。

 

モノは『一生物』でも、人の心は不変じゃありません。

 

『一生物』って、ある意味恋人やパートナーに近いと思います。

一生を誓い合った人であっても、必ず一生を添い遂げる、なんてことはないですよね。

 

人と人の間の誓いですらこれなのに、モノと人が一生かかわりあう確率ってどんなもんでしょうか?

惰性で使い続けるかもしれませんが、その『一生物』は買った当初と同じかそれ以上の魅力を放っているのでしょうか?

 

愛着がわいて買った当初以上の魅力を放っている、なんてこともあるでしょうが、たいていは買った当初以上の魅力はないように思います。

 

加えて、コスパの話もしておきましょう。

『一生物』は一生使い続けるにはコスパが良いですが、数年で買い替えるにはコスパが悪いです。

 

『高かったから買い替えるのは…』

なんて思っちゃうようであれば、私は最初から買うべきでないと思います。

 

それでもあなたは、一生使い続けるために『一生物』を購入しますか?

 

ここまで脅しましたが、私は『一生物』が好きです。そこで『一生物』の考え方に関する提案をさせてください。

 

『一生物』はそういうデザインであると割り切るべき

『一生物』を『一生使い続けるモノ』としてとらえるのではなく、『一生物というデザインなんだ』と割り切るべきです。

私は『一生物』と呼ばれるモノが好きですが、それはデザインとして好きなだけです。『テーラードジャケット』というデザインが好きなように、『一生物』というデザインが好きなんです。

 

以下にも同じようなつぶやきをしましたが。

 

飽きたら買い替えたっていいんです。私たちは『一生物』が放つ普遍的で質実剛健なデザインに惹かれているわけですから。

そもそも、同じジャンルに『一生物』と呼ばれるものが複数あるうえに、時が進めばもっといいモノができるかもしれない。

 

一生使い続ける契約をしているわけではありません。

だからこそ、買い替えない前提で高価な『一生物』を買うべきではない、と言いたいわけですが…

 

モノの選択にゴールなんてあり得ませんからね。

 

『一生物』としてあるべきカタチ、『私にとっての一生物』とは?

この記事の『一生物』定義としては『一生使い続けることが可能なモノ』としてきました。

でも、『一生物』にも色々なカタチがあったっていいと思うんです。

 

一つのモノを長く愛すことが可能である

というカタチも『一生物』ですが、

 

一つの製品を長く愛することが可能である

というカタチもまた、『一生物』であるといえるのではないでしょうか?

 

例えば、コンバースのオールスターなどがそうです。

使用していくと数年で擦り切れて使えなくなってしまう。でも、また買い替えるだけの魅力があるから買い替える。

時代によってマイナーチェンジはされるけれど、その変化も含めて楽しんでいく。

 

こういったモノの楽しみ方も、『一生物』と言えるのではないでしょうか?

この考え方は少々現代的な気もしますがね。

 

ともかく、『私にとっての一生物』に対する考え方はこうです。

自身にとって一生魅力的に感じるモノを『私にとっての一生物』と呼ぶ。
いわゆる『一生物』でなくても、自分にとって魅力的であり続け、入手可能であれば『私にとっての一生物』であるし、いわゆる『一生物』でも、魅力を感じなくなれば『私にとっての一生物』ではない。

 

まとめ:あなたにとって本当に魅力的なモノを使い続けるべき!

この記事を読んで、あなたの『一生物』に対する考え方は変わりましたか?

変わっても変わらなくてもかまいませんが、『一生物』を改めて考える機会になればうれしいです。

 

このご時世、一生使うことが可能な『一生物』にあふれています。

でも本当に考えるべきは耐久性や普遍性ではなく、『あなたにとって長い間魅力的であり続けるか』です。

 

長く使えるモノに囲まれるのが幸せなのではなく、あなたにとって魅力的なモノに囲まれるのが幸せなんです。

これはミニマリスト的な考えにも共通しますよね。

 

今現在、私は質実剛健な魅力を放ついわゆる『一生物』に魅力を感じていますが、その気持ちが不変であるとは思いません。

刹那的であっても、あなたにとって本当に魅力的なモノを所有してはいかがでしょうか?

 

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