インスタ映えする『ミーハー御用達ブランド』はダサいのか?

ファッションコラム
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○○はインスタグラマーが着がちなミーハー御用達ブランドだからダサい!

ブランドとして地に堕ちた!

○○っていうブランドが気になるけど、ミーハーとか思われそうで怖い…

ミーハー御用達ブランドって駄目なのかな…?

アオイ
アオイ

私が代わりに考察しよう。

こんにちは、アオイ(@aoi_fashion99)です。

私は以前、こんなツイートをしました。今回は以下のツイートに対する深堀りをしていきたいと思います。▼

 

この記事では、上記ツイートの補足に加えて、『なぜ、ミーハー御用達ブランドのようにレッテルを貼る行為が生まれてしまうのか』についても考えていきます。

 

『ミーハー御用達ブランド』に分類されがちな特徴

『ミーハー御用達ブランド』というのは私が勝手に作った言葉ですが、イメージはつくでしょう。

 

ちなみに今回は、インスタ映えに用いられるようないわゆる『インスタブランド(これも造語)』もひっくるめて、『ミーハー御用達ブランド』と呼ぶことにします。

 

なぜならば、

『ミーハーと揶揄される層』≒『それらのブランドのアイテムをインスタに投稿したり閲覧する層』

であるためです。

全く同一であるとは言いませんが、角度を変えただけで同じ層に対する皮肉であるように思います。

 

さて、そんな『ミーハー御用達ブランド』ですが、どのようなブランドが分類されるのでしょうか?

なんとなく共通点がありますよね。

 

写真映えし、分かりやすい良さがあること』こそが、『ミーハー御用達ブランド』とレッテルを貼られてしまうブランドの最大かつ根本的な要因です。

もう少し詳しくお話しますね。

 

一目でそのブランドであることが分かる特徴的な部分がある (ブランドタグを含む)

洋服におけるインスタ映えを乱暴に言い換えれば、『写真を一目見ただけで、どのブランドか認識できること』です。

 

例えば、首の後ろに四つ糸があったらどのブランドだか分かりますよね。

特に、インスタグラムでは『置き画』の文化があるので、少ない情報でもブランドが分かるブランドは『インスタ映え』します。

置き画であればコーディネートではなく、洋服単体をいかに上手に撮ることができるか、が重要になるため、写真で取りやすいことは必須です。

 

ある程度の写真のテクニック前提で必要でしょうが、分かりやすいアイテムを使えば『おしゃれなイメージのある、あのブランド』ということがすぐに分かります。

心理学の『ハロー効果』を活用しているとも考えられますね。

 

ちなみにこれらは、ミーハー御用達ブランドの中でも比較的感度が高く、高価なブランドに当てはまることです。

以下は逆に、安価なブランドでもよく見られる特徴です。

 

カラーバリエーションが豊富であり、華やかな写真を撮ることができる

カラーバリエーションが豊富なうえに安価であるため、同じものを色違いで集め、華やかな写真を撮れるアイテムは『インスタ映え』によく用いられます。

 

このパターンでよくあるのは、UNIQLOやコンバースですね。

ある程度価格を抑えてもインスタ映えする写真を撮ることができますし、低価格でメジャーであるために大衆からの評価も得やすいです。

 

以上の2点を満たしているブランドは、しばしば『インスタ映え』に利用され、『ミーハー御用達ブランド』のレッテルを貼られる場合があります。

では、それらのブランドが本当にダサいのか、ブランドのあり方として間違っているのかについて、考えていきたいと思います。

 

『ミーハー御用達ブランド』がダサいのか?

『ダサい』の定義もあいまいなら、『ダサい』を定量的に表す手段もないため、『ミーハー御用達ブランド』がダサいのかどうか、それは『その人による』というのが結論です。

 

でもそれじゃあこの記事を書いている意味があまりないですよね。

ですので、事実ベースで自分なりに考察してみます。

 

まず、ある程度事実として言えそうなことは以下です。▼

  • 『ミーハー御用達ブランド』のアイテムを投稿しているインスタグラマーに、フォロワーを多く持つ人は一定数存在している。
  • ある程度感度の高いセレクトショップに『ミーハー御用達ブランド』がセレクトされていることも多くある。
  • 『ミーハー御用達ブランド』はネットショップなどでも完売していることが多い。

 

このことから、理由はどうあれ『ミーハー御用達ブランド』自体に一定以上の人気はありそうです。

理由はどうあれといったのは、後ろ2つの事実に関しては、インスタ映えを狙った層が写真のためにアイテムを購入した事実を完全に否定することができないからです。

 

あとは、『ダサい』の定義さえ定まれば、『インスタ映えブランドはダサいのか』という問題の答えが分かります。

でも、『ダサい』の定義は難しく、それを正しいということもまた難しいので、こうしましょう。

 

『インスタ映えブランドはダサくはない』

これの正しさを証明しましょう。

 

これは簡単じゃないでしょうか?

まず、一つ目の事実から『ミーハー御用達ブランド』を肯定する層は一定数います。

加えて、二つ目、三つ目の事実から、『ミーハー御用達ブランド』は一定以上の感度を持っている層に受け入れられていることが分かります。

 

これらを総合すると、『ミーハー御用達ブランドがおしゃれである』かは分かりませんが、少なくとも『ダサい』ということはなさそうです

 

つまり、『ミーハー御用達ブランド』とレッテルは、まるでダサいブランドかのように聞こえてしまいます。

しかし、そのレッテルが貼られるということは少なくとも『ダサい』ブランドではないということです。安心して着てくださいね。

 

ブランド運営はビジネスであり、ビジネスの目的は利益の最大化

ブランド運営をしているのは企業で、資本主義である以上、慈善事業でもない限り企業には利益を最大化するという目的があります。

 

もちろん、デザイナーさんがいる以上、デザイナーさんのこだわりが尊重されますし、こだわりの詰まったプロダクトが生み出されます。

 

でも、あのコムデギャルソンだって、売上を支えているのはBLACKやPLAYのラインで、商業的に必要だから続けているわけです。

ヨウジだって昔に破産か何かしてますよね。

 

どれだけ素晴らしいデザイナーがいたって、ビジネスとして成立しなければ続かないんです。

 

つまり、『ミーハー御用達ブランド』に対してこのように考えることはできませんか?

 

ファッションビジネスに成功し、一般大衆にまでブランドの魅力を届けることに成功した、マーケティングの上手なブランド

 

日本ブランドは技術はあるのにマーケティングが下手、とかよく言われます。

なんなら、目立つことを良しとしない人もいます。

 

でもいくら魅力があったって、伝わらなければ意味がないです。

ビジネスとして成功すれば、もっと多くの価値を提供できるようになります。

 

『ミーハー御用達ブランド』は商業的に成功し、次のステージに進んでいくブランドなのではないでしょうか?

『ミーハー御用達ブランド』はビジネスとしてあるべき姿を示す、モデルケースなのではないでしょうか?

 

まとめ:インスタ映えする『ミーハー御用達ブランド』は遠慮なく着てもいい!

これまで考えてきたことから、『ミーハー御用達ブランド』が悪いものではない、ということが分かっていただけたでしょうか?

 

むしろ、『ミーハー御用達ブランド』は言い換えれば、『分かりやすい魅力があり、多くの人に魅力を伝えることに成功しているブランド』というわけです。

多くの人の目につくからこそ、それをよく思わない人から皮肉的に『ミーハー御用達ブランド』と言われます。

 

ネットにはノイジーマイノリティっていますからね。真に受けるべきではないんです。

 

あなたは、良いと思ったものを好きなように着てくださいね。

あなたがファッションに対して考えを深めるきっかけになれば幸いです。では!

 

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