差し色、使ってみる?
私はこれまで差し色(アクセントカラー)はあまりお勧めしない、と主張してきました。
というのも、使い方を間違えるとただの奇抜なハッピー野郎に見えてしまうからです。
しかし、差し色がコーディネートの幅を広げてくれるのも事実です。
そんな諸刃の剣である差し色を、できるだけ!失敗しないように!取り入れるコツをお伝えしたいと思います。
※初心者がおしゃれになるための手順を知りたい方はコチラから。

何色使う?
一番使われるのは赤です。全身が明るめなときでも、暗めなときでもよく映えます。
オールブラックなど、全身が暗い色のときは白もよく映えるでしょう。
その他、鮮やかな色は全体的に差し色に使うことができます。
ただ、原色をそのまま使うのはお勧めしません。少しトーン(彩度や明度)を落とすと大人っぽく見せることができます。原色でなくても十分差し色として機能します。
面積は小さくていい!
ファッション系のサイトでは差し色(アクセントカラー)は1割程度がよい、としているところが多いかな、という印象です。
しかし、私はもっと少なくていいと思っています。5%もあれば十分です。
顔の遠くに配置する
これ、守ったほうがいいです。
基本的に、色味が強いほど似合う似合わないが発生します。とりわけ顔周りに色を配置するとその傾向は顕著です。
自信をもって似合うと言い切れるのであればよいですが、そうでなければ差し色は顔の遠くに配置したほうが無難です。
また、顔周りに配置する(マフラーとか)場合はワインレッドなど、トーンを落としたうえで試着することを強くお勧めします。
つまりどこ?
一番取り入れやすいのは靴、もしくは靴下です。他のアイテムは面積が大きすぎる傾向にあります。
見たことないですか?
真っ赤な靴下とか白い靴下を履いている大学生とか。
真っ赤なスニーカー履いてるイケイケなお兄さんとか。
ディスっているわけではありません。笑
それだけ普及しているんですっていうことをいいたいんです。笑
具体例教えます。
さて、差し色の使い方のイメージがなんとなくついたかと思います。
これからは具体例を交えてお教えします。
パターン1:靴を差し色に使う場合
全体的に暗い色のコーディネートに白い靴を履いてみてください。これだけで全体の印象が重くなり過ぎません。
個人的にイチオシです。
特に、白いレザーのスニーカーがいいんじゃないでしょうか?
アディダスのスタンスミスとか、

https://shop.adidas.jp/
スーパースターとか、

https://shop.adidas.jp/
もっと軽い印象にするにはコンバースのオールスターみたいな布製でもいいかもしれません。

https://www.studio-88.co.za/
パターン2:靴下を差し色に使う場合
色に関してはコーディネート全体に合わせて決めてみてください。
一般論ですが、コーディネート全体のメインの色を明るくした色、もしくはトーンを落とした反対色が使いやすいかな、とは思います。
黒メインであれば白とか、ネイビーがメインであればきれいなブルーやマスタードイエローとか。
ちなみに、全身モノトーンであれば何色を選んでも失敗しないと思います。ワインレッドとかきれいだと思います。
一応注意点があります。
見せ過ぎないこと!
靴下の差し色はチラチラ見えるからいいんです。ガッツリ見せるのは下品と覚えましょう。
パンツの丈をくるぶしくらいに調節してくださいね。

http://kurumani.com/
慣れてきたら
慣れてきたらほかのアイテムに差し色を取り入れてみましょう。
ここまで勉強したあなたであれば、マフラーやバッグ、ニットのインナーのシャツなどでもさらりと差し色を取り入れることができるかと思います。
差し色を取り入れて上級者になろう!
いかがだったでしょうか?差し色の基礎についてはお話しできたかと思います。
差し色は慣れるまでは失敗しやすいですが、うまく取り入れることができると周りからの評価もよくなる技だと思います。
周りの服装が暗くなりがちな秋冬こそ差し色が映えますのでぜひ活用してみてください!
※初心者が0からおしゃれになる方法は以下の記事でまとめています。

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